6.04

今回の特別講義は「防災ガール」というキャッチーなネーミングを持ってきた田中さん。東日本大震災の時に卒業し、日本がエンタメがなくなり鬱っぽくなるといいうこと、「同じことを繰り返したくない」という思いから防災ガールを立ち上げた。日本の災害対策は「そもそも論」が全くされていないという現状に疑問を感じていたという。

 防災ガールはボランティア130人、九割五分が女性。チームの全員専門界では無いところもポイント。重要だけれど古臭い、やりたく無い旧来型の避難訓令などに代わり、新しい価値を提案した。

 若者の4人に一人しか防災対策をしていないという日本。選挙の比率と近い比率だそうで、いくら周りの防災を高くしても若者たちの意識が変わらないことが問題。それに対して防災ガールは、例えば防災グッズ。おしゃれな女性向けのデザインをした。防災に関しての情報もただの読みづらい文章ではなく、インフォグラフィックに起こして読みやすくした。次世代版避難訓練としてイングレスとコラボした避難訓練も実施した。

初めの頃はなかなか批判も多かったそうだが、今は1日に一件は自治体から連絡が来るようになったという。

 

 

私自身東日本大震災を経験したが、今回の話のように自分から何か動きたいと思うことはなかったので、すこし自分のことを恥ずかしく思った。

紹介された防災ガールの制作した防災グッズがとても可愛かったので、ぜひ欲しい。

イングレスと組んだ避難訓練はとても面白いと思った。若者向けのイベントとして考え方がとてもいい。やりたくなる防災という考え方がとても素敵で、防災はやらなければいけないことだけれども、そんな気持ちを吹き消すような勢いを持っている防災ガールの仕組みは今後もきっと評価されて行くだろうと思う。